●4月24日(土) いよいよ、明日25日、セブンズフェスティバル2010 in TOKYOが開催されます。 本日24日の、JAPAN SELECTの練習会場は、本番と同じ秩父宮ラグビー場。そして、7分ハーフの試合を2試合ずつこなす仕上げとなりました。 大会にはA、B、Cの3チームで出場となりますが、今日の練習マッチは急造含む4チームで実施。各チーム2試合ずつを行いました。 JAPAN SELECT Aで出場するコカ・コーラウエストの江藤選手の鋭いランニング、Bチームの神戸製鋼 今村、三洋電機 北川智といった15人制代表経験選手や、7人制日本代表の中心、コカ・コーラウエスト 築城選手の的確なプレーと周囲を鼓舞する大きな声。学生中心のCチームは正海、坂井らU20日本代表経験者が思い切ったプレーを見せ、Dチームでは体躯120kgの流経大 ヴァカウタ選手の重たい突進、大東大 テアウパ選手の柔らかいプレー、そしてトヨタ自動車 城戸選手の粘り強いディフェンスなど、その他選手もこれぞ「セブンズ」というプレーを随所で見せてくれました。 練習マッチ終了後の円陣では、 「今日の試合は、7人制の大会で言うと予選。明日が決勝になる。全チーム、優勝を目指そう」と、村田監督から一言。 7人制ラグビーが注目されるなか、明日のセブンズフェスティバルでは、男女ともにエキサイティングなプレーを見せてくれること間違いありません。大会は朝の10時から夜の19時過ぎまで。15人制とは違った、また別のラグビーの楽しさを、是非会場で味わってください。選手全員、最高のパフォーマンスで応えます。 古川リソースコーチ 松尾リソースコーチ 岩渕コーチの指示に注目 村田監督を中心にレビュー 接点の激しい攻防 120kgの巨漢! 流経大 ヴァカウタ選手。奥は神戸製鋼 小笠原選手 7人制は、きつい! 試合後こそ、結束を ●4月23日(金) 23日、2部練習実施 23日のJAPAN SELECTチームは、味の素ナショナルトレーニングセンターから近い、東京朝鮮中高級学校の人工芝グラウンドをお借りして、午前9時~11時過ぎまで練習。小雨の降る寒いコンディションの中でしたが、充実した練習を行うことができました。 ウォームアップで腕立てに耐える、早稲田の坂井選手 3対2のアタック・ディフェンス 選手たちは、味の素トレセンから東京朝鮮中高級学校までジョギングで移動し、体を温めて、ウォーミングアップを開始。 生徒の皆さんも、見たこともない大きな選手ばかりが現れたせいか、休みの時間に教室から顔を覗き込んで、声を掛けてくれたりしてくれました。 ウォームアップ後は、3対2のアタック&ディフェンスを実施。村田監督から「3対2の状況になったら、アタックの場合は、必ずトライをとりにいかなくてはいけない。ディフェンス側は抜かれないために詰めて、間合いを見なくてはいけない。まだラインが浅い」とこの練習の大切さを選手たちに伝えながら、自らボールを蹴り出し、声を掛けていました。 7人制日本代表のチームスローガンの一つは、『ハードディフェンス』。 『ディフェンス』を徹底的に叩き込んでいます。 続いて、FWとBKに分かれ、FWはスクラム練習とラインアウト。BKはキックオフの練習。ラインアウトの練習ではそれぞれのチームに分かれてサインやコンビネーションの確認を行っていました。 最後にチーム対抗でアタック&ディフェンスを行い、本日の午前中の練習は終了しました。 (トップリーグの中でも“イケメン"で有名な)トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属の城戸選手と、法政大学所属の竹下選手の2名が昨晩、チームに合流。初めてのチーム練習にも関わらず、コミュニケーションも取れており、問題なく、チームになじんでいました。 昨日ご紹介させて頂きました大野選手も、1日おいて、すっかり他選手達になじみ、プレーでも積極的。トップリーグ選手に引けをとらず、スピード感溢れるプレーをしていました。 午後は、体育館で軽く練習。そして明日、前日練習を行い、試合に臨みます。 明日は実戦形式で2本ずつ練習ゲームを行い、本番を迎えたいと思います。 引き続きご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。 ★平日の午前にも関わらず、快くグラウンドをお貸し頂きました、東京朝鮮中高級学校さまに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 3対2のアタック・ディフェンスの説明をする村田監督 スクラム練習 キックオフは大事です。神戸製鋼・アンダーソン選手 マッサージを受ける神戸製鋼・今村選手 トヨタ自動車・城戸選手(左)と法政大学・竹下選手。無事合流です 東海大学メンバーと法政・竹下選手 ●4月22日(木) JAPAN SELECT参加メンバーが、22日に味の素ナショナルトレーニングセンターに集合。合宿スタート 4月25日に開催される「セブンズ フェスティバル 2010 in TOKYO」に向け、「JAPAN SELECT」のメンバーが22日より、東京都・味の素ナショナルトレーニングセンターに集合し、合宿が始まりました。 7人制日本代表 村田監督から挨拶 集まった選手たち 集合した選手の中には、昨年の「IRB TOSHIBAジュニアワールドチャンピオンシップ2009日本大会」に参加した安井選手や豊島選手(共に東海大学)、正海選手(同志社大学)、ハベア選手(天理大学)なども参加。 また、学生中心の選手の中、7人制日本代表選手の築城選手などもおり、若手と7人制ベテランが入り混じった、これからが楽しみな選手たちばかりが集合しました。 まずは、7人制日本代表の村田監督よりご挨拶。 「やるからには勝ちにいく。トップリーグ選手たちにチャレンジしていこう。一緒に戦いましょう」とこれから共に戦う選手たちに熱いメッセージを伝えました。 合宿初日、味の素トレセンのハンドボール場をお借りして、フィットネステストと軽い練習を実施しました。 まずはフィットネステストから開始。 種目は、立ち幅跳びと40mスプリント、ビープテストの3項目。 フィットネステストの結果は、村田監督の推薦でクラブチーム、タマリバクラブより参加している大野孝義選手(信州大学医学部)が、立ち幅跳び2m95cm、40mスプリントが4.9秒と、3項目のうち2項目で他選手達を抑えてトップの結果。他選手たちは、大野選手の成績を聞いて、驚きと拍手で大野選手を盛り上げていました。 大野選手は、信州大学の医学部に通い、今年の春にタマリバクラブ入りし、YC&ACジャパンセブンズ大会に参加。その高い能力が村田監督の目にとまり、今回の合宿に参加することとなりました。 練習後、大野選手は、「テレビでプレーを見ている選手がいたりと、緊張してしまいましたが、高いレベルでの練習で、いい経験となっています」とコメント。初日ということもありまだまだ緊張した面持ちでした。 フィットネステスト後は、3チームに分かれて、チーム内でのコミュニケーションをまずは図るため、アタック&ディフェンスを実施。急造チームということもあり、まずはコミュニケーションが最重要。今回、全体のキャプテンを務める築城選手(コカ・コーラウエストレッドスパークス)からは、「とにかく、恥ずかしがらずに声を大きく、たくさん出していきましょう!」と若い選手たちに激を飛ばしていました。 選手たちは、シーズンオフやシーズン初めにも関わらず、疲れた表情を見せず初日のメニューを終えていました。 JAPAN SELECTのメンバーは、25日の大会に向け、明後日24日まで合宿を行います。 25日(日)には、秩父宮で熱いご声援を宜しくお願いいたします。 ボールを使った練習もしました コミュニケーションをとりながらのウォームアップ 立ち幅跳びの測定 ビープテスト 現在、タマリバクラブ所属の大野選手 全体のキャプテンは、築城選手 JAPAN SELECT Bチーム、サインの確認です 小笠原選手(神戸製鋼)と北川選手(三洋電機)