●6月24日(金) 香港出発が明日に迫りましたが、午前・午後と練習を行い、初戦のスリランカ戦に向けて、しっかりと準備をしていきます。チームは初日と比べ、声が出始めて、まとまりつつありますが、まだ選手同士で言い合える環境にはなっていません。コーチ陣からその点についてのアドバイスがあり、練習の合間の短いインターバルの間で、選手たちで「どこが良くてどこが悪く、どうしたら改善できるのか」を言い合える環境作りを目指します。 3日間での短い直前合宿を終え、明日から香港入りです。 練習前のセルフウォームアップでしっかりと準備 水をいれる短い間で修正点を話し合う環境をつくる アタックのディフェンスへの近づき方について細かく指示を出す南條コーチ 中瀬コーチから選手たちへ 勝田タレントIDマネージャーから選手たちへ ●6月23日(木) 今日の天気は快晴。かなりの暑さのなか練習がスタートしました。香港は今以上に、高温で多湿とのこと。しっかり慣れて、香港での試合に備える準備をしていきたいと思います。 練習の冒頭で昨日の1on1のミーティングの結果、宇佐美選手がキャプテンに選ばれ、そして、杉永選手・西内選手・小倉選手・金選手がリーダーとして宇佐美キャプテンのサポート役となりました。 2部練習では、高崎監督から「ミスのないラグビーを」という発言がありました。狭いエリアでのタックル練習で、タッチを出ても、ミス。このような細かいところから厳しくすることで、ミスのないラグビーを目指します。格上相手とのゲームでは常に言われている"ラスト10分で外国人の持っている集中力で突き放される"という流れを断ち切るために、自律して自分で考え、変化していく状況に対応していくこと、そして「ミスのないラグビー」ができるチーム作りを目指していきます。 練習前に高崎監督から リーダー紹介。右端が宇佐美キャプテン 前に出る意識をしっかりともつ 体の向きなど細かい点についてコーチングする南條コーチ 阿部トレーナーを中心に練習後のストレッチ 太田GMが午後は視察に 高崎監督の話をしっかりと聞く選手たち 夜のミーティングのひとこま ●6月22日(水) IRBジュニアワールドラグビートロフィー(JWRT) グルジア大会での敗戦により、来年度のJWRTに向けての、そしてIRBジュニアワールドチャンピオンシップ(JWC)昇格を目指した新たなチーム作りが今日から始まりました。 キックオフミーティングの冒頭、高崎監督から「今回選ばれたことをチャンスと考えて、2019年の主力の世代として、世界に通用する選手となるために自分たちで考えながらラグビーをしてもらいたい」と選手たちにメッセージが伝えられました。また中竹コーチングディレクターからは「ミスは起こりうる。それが起こったときになぜできなかったか、そしてどうやったらそれを改善できるかを自分で考えられる選手に」と話がありました。 チームの最終目標はJWC昇格ですが、その一歩としてのアジア予選突破が今回の大会の目標となります。 フィットネステストを行った後、練習ではさっそくU20ジャパンのすべきこと・目標への落とし込みが始まりました。すべてのメニューでコアを使うよう指示が飛び、コーチ陣からはさかんに「JWRT」「サモア」というワードが繰り返され、いかに世界大会が厳しいものか、練習の中から選手たちにその厳しさを意識するドリルが繰り返されました。 明日、明後日と国内での調整をへて、25日に香港に入ります。 ファンの皆様の声援が選手たちの励みとなりますのでどうか応援のほどよろしくお願いします。 中瀬コーチからのプレゼンテーション 東京ガスさんのグラウンドをお借りして練習がスタート 高崎監督 夕食後の全体ミーティングのあとのFWミーティング